赫赫云云

2002年1月5日
昨日、ウィーン分離派行ってきました。

の前に、正月休み明けで早速お金を降ろした次の瞬間、アジアン雑貨屋でアクセ衝動買いしてました。しかも最初に目に付いたやつを買わなかったために、いま欲しいですぅ〜ウワーン。
今度買お。

で、なんでワタシはいっつもマークシティの裏面らへんをうろついているとヤクザさまにお声をかけていただくのですか?
この日は真昼間だったというのによ?
はァ〜。

ウィーン分離派。
ワタシの通った中学・高校は比較的詳しく美術史をおしえてくれたのだけど、しかしながらここらへんは流石にやってなかったと記憶している。つーかすっとばしてるな、これ…
ミュシャってここの影響をうけているの?
とか結構次々と謎が駆け巡ったのだけど、だれか教えてください。

で、すっごい好き。これ。
今まで全然知らなかった流れだったので余計面白かった。此れ以前の、点描が新しい頃みたいなべっとりした色彩でもなくて、それが成熟しきって、且つ新しい流れで、かといって現代アートみたいに極端じゃないから、わかりやすい。一番わかりやすいんじゃないだろうか。いろんなの揃ってるし。べっとりしてないってのが一番の印象かなぁ。あと、これは、マンガ(ペン画ちっくなので必然的にそうなってしまう)ではないのか、というのもあったりして、そういう風にみると、マンガの格式がワタシの中であがったりして、単純なのです。ワタクシは。

好きな絵ベストすりー!
フェルナンド・クノップフ 女性習作
ヨーゼフ・マリア・アウヘンタラー 冬のメルヘン
マクシミリアン・レンツ 歌

クノップフは、クリムトの絵にもそういうものがあったけど(炉辺の女性ナド)、チョークで書いてるもの、淡くてやわらかいの。わかりやすいけどこういうの好きさ〜。どんなのかというと、窓の向こうのそのまたむこうという絵本があったと思うけれどああいうカンジです。あ、MOEとかで好んで取り上げられそうな感じのやつですね。別にそういう無害そうな画が好きなわけではなく、そういう技術でかかれたウィーン分離派の画が好きなのよ。(窓の向こうの・・・はまともにみたことないなぁ。そういえば)

あー、でもクリムトの魚の一族とか、悲劇のアレゴリーとかもきれいで。すき。みゅしゃ。

冬のメルヘンは、フライヤーにものっているけれどとっても素敵なイラストレーションです。かっこよい。歌は、個人的にすっごいツボにはまった作品で、夜の光景です。もう〜すっごいすきなのこれだけがずば抜けて!超個人的趣味で!絵葉書とか欲しかったんだけど売ってなくってさ=、くそー、くやしー。

あー、でも、クリムトの哲学とか、医学だとか、ベートーベン(マックス・クリンガー)の実寸とか、そういう大物はなかったです。クリムトの大物は見てみたいなぁ。ワタシ彫刻はあまりわからないから…

でも展示としてはとても親切で、なーんも知らんワタシでもちゃんとわかりました。一そろいそろっているし、(こんなのははじめてらしいです)なんも知らなかっただけに貴重でしたかも。いくつか建築物や家具(近年はやっとる椅子なんかも)のデザインもあり、現代への流れを容易に想像させるものでした。

この後原宿まで歩いてMAYAMAXXXの最終日だったので、見ようと思ったんだけどおなかいっぱいだったのでやめて、手帳を手に入れて(今度LAFORETゆっくりみたいわ♪)ちょっと仕事場に顔をだしてきました。あーーーーよまなくちゃいけないものがいっぱいあるんだったー!オエー!

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