今日の日記

2000年10月3日
村上春樹訳  ポール・セローのワールズエンド(世界の果て)を読みましてん。

ああなんかこういう文章の味がわかるようになったのは喜ばしいことなのかそれとも年食っちまったなぁみたいな。まぁいいんだけどね。大人になるのはきらいじゃないし。

これかなり前にかってはじめの話だけ読んでたという。笑 なのではじめの話はどういう内容だかすでに忘れちゃってるんだけど、最後の話が一番印象深くてさ。

なんかやっぱ理想と現実のへだたりを実感することというか、感覚的に掴めてしまうこと、それによって
抱く野心とかやる気とかそういうのが最初から起きなくなって、なんとなく心の中で波風たたすことなく
社会に従順になっていくことは凄く簡単だと思うのよね。

たとえば大学生のほとんどが会社員になりたいと思って大学にはいるかというとそうではないのだけど、
会社員になるのが当たり前なのは、単に「卑怯な」大人になるとか、枯れるとかいうことだけじゃなくて、
社会に出た後もますます殆どの人がおとなしくなって行くのはそういうわけなのだと思うのだよ。

なんかね。
酷く具体的で私的な例なのですが会社休んで何かしたーい!って思うことがこのごろぜんっぜんないのよ。
前はすごいあってほんとに遅刻したりしてたんだけどさ。
だって休んじゃったら寝るもん。なんもできないモン結局ワタシ。そんなに意思が強くないんよね。
だから会社いったほうがいいな。

っつー思考回路ができていたのにはおどろきましたよ、ダンナ

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