今日の日記

2000年9月14日
先刻とてもヘンなことが起こった。

ワタシは地元の駅の前で男に声をかけられた。
ヘッドフォンをしていたのだが、それをはずして用件を聞いた。
男は少し変わった感じで、簡単に言うとフランシスコザビエルのあたまのてっぺんに毛を生やした感じだった。女みたいな顔をして、低いのに細い声を出した。青の縞縞のシャツ。おかっぱ頭。
ヨーカ堂に行きたいと言うので、下手な説明をした。営業時間をしっているかと聞くので、適当に8時だからもう終わっているのではないかと言った。
男は腕をさわらしてくれませんかと言った。
なんかの宗教かしら?パワーでもくれるのかなとかバカなことを考えながら、不思議な顔をして腕を前につきだした。なんでですか?と聞いたら、きれいだから。と答える。男はぎこちなく手先に向かって一回ワタシの腕を撫で終わると、おなかをみしてもらうのは、だめですよね?といった。
ワタシは心の中で黒いものが滲み出すのを感じながら苦笑して回れ右をし、後ろでに手を振った。

奇妙な屈辱感。酷い混乱。
屈辱感は、去年男をフッたときと同じ感じだった。そうだ。そういえば二人は良く似ている。発するオーラが。あまり自信無く生きている感じ。

混乱。
気持ち悪いとかいそいで帰って腕を死ぬほど洗わなきゃとかいう思考はでてこなくて、男が理解できないとかワタシっておかしいんだろうかというのより何より、起こったことが与える不可解さが強烈過ぎて何も考えられなくなった。林檎がうたい、ワタシは自動的に進む足で家に帰る。

今も少し混乱している。

そして少しこれはワタシが触らせたことになるのだろうかと思う。

ヘンだ。


それが今日おこったこと。

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